子供連れの新幹線移動、大変ですよね。更に密室での惨劇が。その時母は?!

日々

シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです!

早めの夏休みを貰い、実家のある埼玉へ1週間ほど帰省しました。

昨年は息子が体調不良により不参加。

今年こそは娘と息子、二人連れて埼玉のジジババに孫の顔見せるゾ!と気合が入っていたので帰省の遥か前から体調を崩さないか神経を張り詰め、人混みなどは避けるように行動してきた(イ◯ンモール等のおもちゃ売り場の子ども遊ばせコーナー等では一発で風邪をもらうからだ)

そんな努力の甲斐あってか、子どもらは絶好調のまま埼玉へ帰る日を迎える事が出来た!

よーし!あとは特急乗って新幹線乗ってJR乗って私鉄乗って実家に帰るだけだゼ!(道程が多い)

荷物は持ったかー!水分補給は抜かるなー!余裕持って行動だゾー!

準備は万端だ、埼玉へ行けるっ

この時は元気だった…

特急へ乗り込み、とりあえず京都までひとっ飛び。私も子どもらもテンション高めで天気もいいし、このまま順調に進んでいけると思ってた。

この時も元気だった…

京都駅に到着。前々から新幹線の中で食べる昼ご飯は柿の葉寿司にしよーイェー!と決めていたのでよく購入する売店で柿の葉寿司6個入り×2を買った。

東京行きの新幹線に乗り込む。その足取りはウキウキワクワク、テンションも高まる。が、3人席の通路側と真ん中の席2席に3人で座るのでギュウギュウ。娘が狭い!と怒り出す。

せいせいせい!そんな事で怒ってもしゃあないやろ!大人しくしろ!私の怒号が響く。窓側のサラリーマンも居たたまれなそうな感じで申し訳無かった。

さぁ、席に着いたんだから楽しみにしていた柿の葉寿司を食べようよ

開封の儀が行われる。キター!柿の葉寿司キター(((o(*゚▽゚*)o)))

1人4個と決めていたのでパクパクとリズム良く食べる私と子ども達。ん?なんか息子の様子がおかしい。

4個目を食べ終わった直後から容態が急変し、お腹が変な感じと訴え出した。

確かに、なんかいつも食べる柿の葉寿司よりは妙に酸っぱい感じがした。でもそんなもんだろうと思いながらも食べ切ったのだが、それが惨劇への序章だとは気づかずにいた愚かな母よ…あんたぁ、あと数分で悲劇が起きるよ、覚悟しな。

息子がお腹が変、と言うのでもしかしたらサバでお腹を壊したのかもと思い、トイレ行く?う◯こ出る?とそればかり息子に尋ねていた。

それは音も無くやってきた。

手で口を押さえた息子。??どうした??

ウッ…ゲロォォォォォォォォォォォォォ

それは一瞬の出来事。

走馬灯のように駆け巡る今までの不自然な出来事の数々。今それぞれのパーツが重なり合い真実が見えてきた、その時間コンマ2秒。

えぇぇぇぇぇ??!!頭が真っ白になりパニックに陥る。走馬灯は一瞬にして消え、ムゴい現実を叩きつけた。

柿の葉寿司…お腹が変…ゲロ…

あの重なったパーツを即座に思い出す。

あぁ、息子は今、徐にゲロを吐いて自分の服をぐちゃぐちゃにし、かつ、母のズボンもびちゃびちゃにしたんだね。

数秒の後、冷戦に判断を下す事が出来た。

娘!母ちゃんのリュックからウェットティッシュ取って!早く早く!

もう、息子も母の手もゲロまみれなので何も出来ない。頼りになるのは今年小学一年生になったばかりの娘だけだ。

とすかさず、神の手が!なんとお隣のサラリーマンが助け船を出してくれ、ティッシュをくれたり車掌さんを呼んでくれたのだ。

あぁ、なんて優しい人なんだ!この世の中、捨てたもんじゃあないな!

車掌さんから大判のウェットティッシュやらちり紙やらエタノールスプレーやらを受け取り、ゲロの処理に回った。

ツンと香るサバ臭とゲロ臭、申し訳ない。これは完全なるテロだ!しかも密室の!乗り合わせた乗客の皆さん、お隣のサラリーマン、臭くてごめんなさい。

処理もだいぶ片付き、息子の着替えも済み、車掌さんに多目的室へ誘導していただき、そこで東京駅まで休ませてもらった。

息子は全部吐いてスッキリしたのか元気になっていた。母は逆にゲッソリ。

…どうしようあたいの汚れたズボンの替えがない。そう、母の着替えは全て別便で実家に送ってしまっていたのだ。

幸い?茶色の杢調のズボンを履いていたので乾くうちにゲロの跡も目立たなくなってきた。ツンと匂うけどこのまま帰ろう。

東京駅に着き、ホームでジジババが迎えてくれた。はぁ、新幹線、シンドかった。 あとはJRと私鉄を乗って実家に帰るだけだ。

母の体力と気力は新幹線の惨劇で一気に減っていた。それでも頑張って、ゲロ臭を身に纏いながら埼玉の実家に帰った。

実家の畑にて。元気になった息子。

それにしても子どもって何があるか分からない。油断は禁物だ。最悪の事態を想定して一緒に行動しなければならない。

今回のゲロテロで改めて周到な準備の必要性を感じた。

いつくるか わからないから 準備しとけ(字余り)

皆さまもどうか最悪の事態に備えて準備だけはしといてください!備えあれば憂いなし!

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