シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです。
京都国立博物館で6/15(日)まで開催中の特別展「日本、美のるつぼ」に行って来ました。

同時開催中の奈良国立博物館の「超 国宝」展には前期と後期に行って来ましたが、京博の美のるつぼ展は、まぁええかなと思っていたのでこのままスルッと何も無かったように過ごそうと思っていましたが、突然とある方から招待券をいただいたのでコレは行きなさいという何かのサインだと思い込み、閉幕目前ですがいそいそと京博へ行って参りました。
感想は、行って良かった!!笑
今まで見たことの無かった日本美術の名品が一挙集結しており、一階から三階までこれでもかと異文化交流の軌跡を見せつけられました。
一番気になったのが「花唐草蒔絵螺鈿交椅」江戸時代に作られたオリエンタルなデザインの椅子なんですが、折り畳み式になっており、椅子の上部分に獅子らしき彫刻がちょこんと付いていてしかもそれが阿吽の対になっていてとても可愛らしかったのです。
江戸時代にこんな洗練されたしかもキュートなデザインの椅子が作られていたなんて驚きです。こんな代物は今まで見たことが無かったので、よっ!さすがオシャンティ京博!ナイスセレクト!と思いました。
他にも見たことのないグローバル時代のローカル製品や、まさに異文化の交流で生まれたインドと日本のコラボ商品が見れたりと全然知らなかった国と国の交流の証を見ることが出来ました。
萬福寺の羅怙羅尊者像もそのひとつ。中国から招かれた范道生という仏師さんが彫られました。胸をガバっと開いて仏を見せつけるちょっとびっくりする仏像です。この羅怙羅さんだけ写真撮影が可能です。
ものすごい数の展示を見終え、次に向かうは六波羅蜜寺!そうです、あの空也上人がいらっしゃる六波羅蜜寺です。
実はまだ一度も行ったことが無かった六波羅蜜寺。空也さんは何度か何かの展覧会でお会いしたことがあったはずです、確かそのはず。
初めての六波羅蜜寺。住宅街にひっそりと佇む六波羅蜜寺。ひっそりしてるけど実は運慶仏があって空也さんがいて令和館という収蔵庫まであるひっそりどころじゃない六波羅蜜寺。
京都の清水寺に近い割にめちゃくちゃ空いていて見やすい六波羅蜜寺。
穴場中の穴場過ぎませんか!逆に今まで行ったことなくて本当にすみません!

実は最近、とても空也上人づいていてご本人に挨拶に行かなければと思っており、すんなりと会いに行けることが出来ました。
令和館でひっそりと佇む空也上人立像。今もなお南無阿弥陀仏を唱え、衆生の幸せを祈っておられる空也さん。お会いできて良かった。空也さんにお礼を伝え、六波羅蜜寺を後にしました。
ぜひ皆さまも京都国立博物館へ行った際には六波羅蜜寺へ。徒歩で20分もかかりませんよ。
「日本、美のるつぼ」展は6/15(日)まで!お見逃しなく!
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