シブくてカワイイ、そしてちょっとユルい仏像グッズのマシュロバです!
2月に行った仏下の日DJイベント「あ、うん。仏しタイム」の為に作った十一面観音さまになれる帽子。
完成までの道のりをここに記録しておきたいと思います。
2019年、年末。仏下の日(2月24日ね)にDJイベントを開催することを決め、協力してくださる方々に連絡をする一方、何かイベントを盛り上げるグッズを作りたい!と一人脳内で妄想していました。
イベントの内容が、ならまちの元置屋を改装したオシャレな喫茶店の元防空壕の地下室で僧侶によるDJ並びにお説教、そしてマシュロバの仏下-ぶつした-販売というものでしたので(情報が渋滞してる)なにか仏像になりきれる被り物を作ろうと思いました。
以前にも私マシュロバはフェルト等で被り物を作ったことがあったので今回もそのノリで作ることを考えていました。
このようにフェルトを使って被り物を作ったことがあったので当初はフェルト生地で十一個のお顔を作ろうと思っていました。がしかし、生地を切って縫ってそれを11回やると考えたらムリだわーと思ったので一回もトライしたことの無かった羊毛フェルトでチャレンジすることを決めました(未経験なのにやろう!と思うあなたがコワいよ…)
とりあえずYouTubeで羊毛フェルトの使い方を勉強する。フムフム、100均の道具で出来るんだね!早速ダイソーで材料と道具を揃え仏さまのお顔を作ってみる(っていきなりお顔?!先に動物とか作ってみたら?)
慣れない針で指先をぶっ刺しながら流血しながらも…いけそうじゃん!これなら11個作れそうじゃん!関東弁が出る。
さすがに100均の道具だと頼りなさそうだったのでユザワヤで羊毛フェルトの針(ニードル)は買い足しました。
それからの道のりは先が見えない。まるで真っ白い霧がかかったようで…
お顔一つにつき約2時間はかかる。あれ?何で?全然進まないなぁ。そりゃそうである、11個作るんだから。
締め切りが迫る。2月24日の前までに完成しなければならない。朝早く起きて作ったり、土日の日中に作ったり。細々とした作業の積み重ねでやっと終わりが見えてきた。
あと少しだ、がんばれ自分。
手持ちのコーデュロイのキャップを改造して土台にし、そこに11個のお顔を縫い付け、フェルト生地を貼り付けた。
完成!…ついに汗と涙と血の結晶が出来上がった!涙
思いのほか良い物が出来た。これならイベントに来てくれたお客さんも喜んで被ってくれるかな…
イベント当日、興味を持ってくださった沢山のお客さんが十一面観音帽子を被ってくださいました。楽しそうに被ってくれる様子を目の当たりにしてあぁ作って良かったな、ほんと良かったなと。
イベントは大成功を収め、十一面観音帽子は今ひっそりと事務所の片隅で次の出番を待っています…
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