仏像キャラクターのNFTアートをはじめた理由

NFT

シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです!

突然ですが私マシュロバはNFT(非代替性トークン)をはじめました。冷やし中華はじめました、みたいな言い方だが「NFTはじめました」が正しい言い方なのかどうかもわからない。しかも
非代替性(ひだいたいせい)トークンを「ひだいかえせい」と思っていたし、実体も無いし掴みどころもない。

実体が無いと言えば、仏教にもこんな言葉がある。

【一切皆空】 いっさいかいくう
この世の全ての事象には実体がなく、全て空であるということ。

ほら、余計にわからなくなってきた(笑)

私には説明が難しいのでこちらのサイトを読んでみてください↓

「NFT」とは?いま話題のNFTを超初心者向けにわかりやすく解説!

NFTをはじめるきっかけはいつも髪を切ってもらっている近所の美容師さんから聞いた話。その美容師さんは筋金入りのゲーマーで仕事が終わっても家に帰らずにゲームをしてから家に帰ったり、オンラインゲームで課金しまくっているという強者だ。そんな美容師さんは“絵師”を尊敬しているようでTwitterのアイコンを描く絵師さんについて教えてくれたりする。たぶんゲーム関連の絵師さんの事を言っているようだ。そういう絵師さん達が今NFTで活躍している、絵の価値を正当に評価してくれる世界だから仏像のイラストもNFTにしてみてはどうか、と。

!なんだそれは、絵の価値…私がずっと悶々と抱えていた問題に少し光が見えた気がしてすぐに夫にNFTというものがあるらしいと話をした。

夫は、それ前に話したことあるよ、覚えてないの?と言ってきた。??私の頭の中になんとなくそんなことを言っていた夫の姿が浮かんできた。あぁ、そういえばそんなこと言っていたような…どうやら夫から聞いたNFTの話を右から左に受け流していたようだ。夫婦でよくありがちな現象ではあるまいか。でもうちは夫と一緒に仕事をしているので仕事の話として言ってくれた話を受け流して聞いていた自分が情けない。そして夫にも申し訳ない。美容師さんからとっておきの情報を仕入れてきたよー!と自信ありげに報告した自分がアホみたいだ。

僕が前にいった話、ちゃんと聞いていなかったんだね。あはぁそうです、すんません。そんなこんなでNFTについて本腰を入れて調べだし、煩わしい手続きや仮想通貨のうんたらかんたら、数字と英語に弱い私に代わってNFTの開始まで整えてくれた夫。まぁほんと全部やってもらってありがとうございます。自分ではこんなややこしい仕組み理解できませんからね、助かりますほんとに、頭が下がります。

こうしてNFTを始めることになった訳ですが、やってみたいという気持ちを実現に向けてくれたのがイラストレーターのさいとうなおき先生のこのお言葉↓

これだよ、これ!「全ての表現者が自分らしく伸び伸びと表現できる世界」こんな世界を待っていた。そして私も感じていた、冷遇され、不当に搾取される感覚。

私も長年デザインやイラストの仕事をしてきたけど“絵”という平面でしか存在しないもの、材料費の発生しないもの、人の手から生み出される何やら実体がないもの(また出てきた)に正当な価値を付けてくれる人が極端に少ないことに長年苦しんできた過去があった。

20代は東京のデザイン会社でデザイナーとして「サン〇オ」の下請けの仕事を朝から晩までせっせとこなしてきた。中途で入社する時に18時勤務終了とありますが基本21時終了ですと言われ??となったがデザイン会社ではそれが当たり前で採用募集に書いてあることと違うやんけ!などとは言わず普通にその時間で仕事をしていた。もちろん21時で上がれる方が少ないし終電で帰るなんてよくあることだった。今思えば安月給で不当に搾取されていたと思う。でもそれが現実だし今も現状は変わっていないのでは?

奈良に引っ越してきて、とある企業に採用されそこでもデザイナーとして勤務していたが、そこでの給料交渉の時に前の会社より賃上げしてくれてときちんと物申したので一人暮らしギリギリで暮らして行けるラインは保てたがある時、給料が点数制度になり、デザインの仕事を安く見積もられ給料を減らされ一気にモチベーションが下がったことがある。ここでもデザイン、絵やイラストに対する不当を感じた。デザインすることを点数にされる、今までの経験値を考慮されない。

ボランティアでA4サイズのイラストを公的機関に提供したこともある(ボランティアだからもちろん無料だ)。とあるイベントでイラスト作成をお願いされたが何故か一銭も入ってこない。とあるイベントで花の絵をちゃちゃっと描いてくれてと言われて胸がざわついたがタダで描いてしまった。よくSNSに仏像のイラストをアップするが勝手にスクショされ勝手にスマホ保存される。無断でそういう行為はしないでくださいと強く言ったことはないが出来てしまうし、こちらが阻止することは出来ない。アップするイラストの解像度を荒くして無断ダウンロードを防ごうと思ったがそれはそれで見栄えもよくない。(過去に無料待ち受けプレゼント企画はやったことがある) 。スマホ壁紙用にイラストを販売してみたが全く売れない(それはまた別の問題か)仮に売れても結局コピーは出来る。

こういった切ない事柄に対抗出来うる手段がNFTだ!と思った。表現者の著作権は守られ正当な価値をつけ売ることができる。もちろん売れないと意味がないがこういう仕組みが整備され今ものすごい勢いで急成長してるマーケットが存在していている。やっと絵師さんたちの輝ける時代がやってきたのではないか!

中にはNFTなんてとても怪しげだ、詐欺が横行しているのではと思う人もいると思う。実際詐欺が横行しているようですが(汗)まずは自分で試して結果を残してみる。結果でるといいけどなぁ、消極的だな。そうだ新しいことに挑戦することは不安になること。まだよくわからないNFTでとりあえずわからないまま前へ進め!なんとかなるさー!

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