城崎温泉の温泉寺で33年ごとのご開帳の秘仏「十一面観音立像」を見仏。その後は日本一の鞄の生産量を誇る豊岡のカバンストリートへ鞄散策へ。

見仏

シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです。

どんより雲のお天気、朝6時に車で出発し兵庫県は豊岡市を目指す。

奈良から豊岡へは約4時間もかかる。これまでに2回ほど車で豊岡へ行った事があるが、さすがに往復8時間はきつかった記憶が。

しかも先週、すべり台を滑りすぎで負傷した尻は完治していない。

8時間もずっと座りっぱなし…自分の尻は持つのか…

尻に爆弾を抱えつつも城崎温泉の温泉寺での見仏と豊岡の鞄散策は楽しみだ。

不安を抱きながらも先の未来は明るかった。

途中、高速道路から万博記念公園の太陽の塔が見えた。

高速で走る車からの撮影は非常に困難だ

あぁ、いつ見てもカッコいい。芸術が爆発しとる。いつか間近で見てみたい。

…約3時間経過。ここからずっと小高い山と田園風景が続く。

何ヘクタールあるんだろう田園

まだか、まだ豊岡には着かないのか…。長い、とにかく豊岡への道程は遠い。

!やっと市内に入る。?!信号機が?!

全てタテ型の信号機だ

そう、ここ豊岡は冬は豪雪地帯。ググってみると兵庫県でも県中部〜北部のみ縦型の信号機だそうだ。

あれ?私過去2回豊岡に来てるのになんで今更気づいたの?

3回目にして縦型信号機に反応するなんて、不思議だわ。

柳が旅情を醸す

城崎温泉に到着!今回の目的は温泉ではない!温泉寺だ。

ロープウェイに乗り温泉寺に到着した。

その名も、寺泉温!

ずっと「おんせんでら」だと思っていたら「おんせんじ」だった。

コレ、お寺あるあるね。〝てら〟って読むのかと思ったら〝じ〟ってヤツ。試験に出るからメモしておくようにっ

本堂の十一面観音さまは天平時代に作られた仏さまで奈良の長谷寺の観音さまと同じ霊木で彫られたそう。

ずっしりとした体躯に長い手と大きなお顔。

その傍らには平安時代に作られたという四天王さまが!すぐさま邪鬼を凝視!

増長夫ではない増長天だ

持国天さまの邪鬼は手をクイっと上向けに、可愛らしく上を見ている。

増長天さまの邪鬼は顔は横向きに、体は仰向けで丸々としていて可愛かった。

その後ろの広目天と多聞天の邪鬼は特に特徴も無く普通。もしかしたら持国天と増長天は前面にいて人目に触れやすいから仏師も気合を入れて作っているのでは?!と、勝手に考察してみた。

氵の上2つが無いー!

もちろんこの日の見仏も仏下ぶつした邪鬼ソックス邪鬼Tシャツで。

その後ロープウェイで下り、鞄作りで盛んな豊岡市街へ向かった。

もしかしたらお忘れではないですか?マシュロバは鞄屋コナランを兼任していることを。いや、本人が一番忘れていると言っても過言ではないかもしれない。

今回の旅の目的仕事の目的は鞄がメインなのだ!

その前に腹ごしらえ。夫の知り合いの方オススメのそば屋のラーメン。

お客さん全員ラーメンを頼んでいた

うまい!そばやうどんがメインそうなお店なのにラーメンが美味しい。

おいしい店だ

みなさんも豊岡へ行かれる機会があればぜひ、そば屋さんのラーメンを注文してみてください。

その後、カバンストリートへ

…すみません。鞄の写真がイマイチ無いのですが、このカバンストリートにはオシャレな鞄屋さんが沢山あるんですよ。

そんな鞄屋さんの1つ「カバンツクリエーション0203」さんでミニバッグ作り体験をさせてもらいました。

自分で作るって楽しい!出来上がったミニ鞄に愛着が湧く。

鞄屋としてもまた何か新しいバッグを企画したい想い、あるんです。その時は豊岡の鞄職人さんにお世話になるかも知れません。

豊岡を後にし、帰路を急ぐ。

朝早くからの行程に疲れ車の中で寝てしまった(運転はもちろん夫だ)

!帰り際の太陽の塔も拝まなくては!パシャリ

使徒みたいだ by夫

夜は目が光るんだね。なんとも言えない恐怖を胸に、豊岡の見仏と鞄の日帰り旅行出張は幕を閉じつつ、心配だった尻はなんとか無事に耐えきったのでした。

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