シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです!
今回もご縁があり、妖怪がテーマのマルシェに呼んでいただきました。
奈良の大安寺に近い、オシャレな建物「奈良県立図書情報館」で企画展示されていた「やまとの妖怪」。
その関連イベント「図書情報館の夏まつり」に鬼グッズと仏像グッズで出店させていただきました。
もちろん〝鬼〟といえば〝邪鬼〟!!
仏下(ぶつした)邪鬼ソックスを沢山持っていきそれを中心にしてグッズ展開しました。
おかげさまで邪鬼ソックスは仏像好きではない方にも好評で、今までにない発想だ!や、面白い靴下だ!などお褒めのお言葉を沢山ちょうだいし有頂天になっていたマシュロバです。
中にはガチの仏像好きの方も偶然数人いらして、私が展開し描く仏像の世界観をえらく気に入っていただけて、奈良のお土産さんに置いたりして、もっとこの仏像グッズをアピールしたら良いのに!とアドバイスもいただきました。
そう言った賞賛の声を沢山いただき、調子に乗っているのは誰だっ
ハイ、わたくしめでございます。
やっと自分の進むべき道が分かった今、これからどうこの「仏像グッズのマシュロバ」を全世界に広めて行こうかと試行錯誤中です。
どなたかメディアなんぞ紹介してもらえませんか?えぇ、テレビ出演なんか。(調子に乗りすぎなんで無視してください)
それはさておき、イベントの中でも一際気になって、胸の鼓動を抑えられないステージがありました。
特別企画「やまとの民族芸能 室生の獅子神楽」です。そう、あの獅子舞です。
獅子舞と言えば〝たむけん〟でしょ、なんて、一緒にしてもらっちゃあ困ります。
とにかくカッコいい。獅子の舞う姿、動き、歩き方。獅子の顔。全てがカッコよくて私は接客も忘れ、完全に見入ってしまいました。
なんでか知らないけれど、昔から獅子舞を見ると胸がワクワクして見とれてしまう。
私の出身の埼玉の地元でも獅子舞で有名な神社がありました。
その獅子舞のイメージは大人になった今でも鮮明に興味深い思い出として残っています。
あまりにも室生の獅子神楽がカッコよすぎたので他の出店者さんや主人にも、獅子舞の良さについて興奮気味に語りましたが、その良さをあまり分かってもらえませんでした。
まぁ、そりゃ伝統的な芸能に興味が無い人もいるだろう。でもなんでこんなにも獅子舞に反応する自分がいるんだ?自問自答して脳内を彷徨ってみた。
この間埼玉に帰省した時に叔父さんが言っていた言葉を思い起こした。
「曾祖父さんは腕のいい宮大工で、その曾祖父さんが作った獅子舞を渋沢栄一が被ったこともあるそうだんべー」
!!!!!
だんべー?!←そこじゃないっ
曾祖父さんは武士を辞めて宮大工に転向した変わり者の(勝手にそう思っている)じいさんだ。
分かってしまった。私は遺伝子レベルで獅子舞に反応していたんだ。
昔からなんで獅子舞に興味があったんだろうという、その説明のつかない胸の高鳴りは曾祖父さんが宮大工だと言うことに繋がっていた。
きっと獅子舞作りに励んだんだろう。それを幼き頃の渋沢栄一が被って舞を披露したならばきっと曾祖父さんも嬉しかったんだろうな。(渋沢栄一さんは銀行の生みの親、日本資本主義の父で埼玉県深谷市のヒーローだ。今度の一万円札になる人だよ)
…叔父さんの話だから多少は盛られてる可能性もあるのだが、宮大工だった事は間違いない。
私の中の何かが曾祖父さんと共鳴している。それを悟った瞬間、天から稲光が走った。何故か涙が溢れた。
人は誰しもご先祖様の影響を受けているはずだ。趣味や好み、言動行動。
自分の中で解明できないトキメキや胸の鼓動はご先祖様から受け継いだものかも知れない。
その素晴らしい遺伝子を貰った。受け継いだ。その事実だけで私は胸がいっぱいなんだ。勝手に曾祖父さんを慕っているけど顔写真も見た事がない。沢山いるご先祖様の中で私はこの人に近いんじゃないかと勝手に思っている。
でもたぶんそれでいいんだ。説明がつかないけど何か分かるような気がして。
今度埼玉に帰ったら曾祖父さんについてもっと調べてみるんだ。
そう、1人ファミリーヒストリーやるだんべー
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