NHK奈良放送局「ならナビ」の新コーナーに出演しました。

メディア情報

シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです!

先日NHK奈良放送局の夕方のニュース番組「ならナビ」の“ならホリ!”という新コーナーに出演させていただきました。何故?!とお思いの方もいる事でしょう。たぶん私の方が何故?!という気持ちが数千倍強いことを早めにお伝えしておきます。

とある10月の昼下がり突然NHKのならナビのディレクターと語る方から電話が入りました。阿修羅像について熱く語れる人を探している、もしよければお話だけでも伺えませんかと。そのディレクターは私が阿修羅像がきっかけで仏像にハマりだしたという内容をどこかで調べ上げたそうでそのことについて深く尋ねてきました。

うちの事務所にやってきたDは、今阿修羅像について話せる人を探している、放送まであまり時間がない、色んな人に声をかけていると少し切羽詰まった感じで番組の新コーナーについて説明をしていました。とりあえず私の話を聞きに来た感じだったのできっと私はコマの一つに違いない、三番手ぐらいで最前線に連れていかれることは無かろうと勝手に思っていた矢先、Dから電話がかかってきて安堵して座っていたベンチからいきなり引きずり出され、試合に出てくださいと、いや、番組へ出てくださいと言い渡されたのです。

きっとないだろうと思っていた番組出演、突如予定を組まれ何で私が、意味がわからない、阿修羅像について語るだなんて畏れ多い、プレッシャーが大きい、奈良県民のお茶の間に顔を晒したくない、とマイナス思考の塊になっていました。

急にやって来た案件にモヤモヤとしていたところ、友人の安達えみさんのインタビュー記事を見る機会がありました。

【naranto】「ホトケ女子」を最強の武器にあらゆる仕事を手掛ける『合同会社 榧』代表安達えみさん
奈良県内のお寺を中心に、『ホトケ女子』という名で観光イベント、トークイベントに度々顔を出すこの女性をご存知だろうか。 奈良の仏像のことならこの人と言われるほど、知る人ぞ知る存在、奈良県奈良市『合同会社 榧(かや)』の代表安達えみさん(以下:安達さん)だ。 『ホトケ女子』という名を持つが、実の職業はグラフィックデ...

この記事を読んで目から鱗が!そして安達さんのお仕事に対する姿勢に感銘を受け、そうだ私もせっかくいただいた番組出演のオファー、喜んでお受けするべきだ!と発想が180°変わりました。

感銘を受けた内容はこちら↓

彼女はお寺を巡るテレビ番組をもっている。
しかし、もともと彼女はリポーターでなければ、女優でもない。
それでも、頂いた仕事には「私でいいんですか?めっちゃ嬉しい。」と謙虚な姿勢と素直な心で受け止め、初めての仕事にも全力で取り組むのが彼女。

「風呂敷は広げておいて、なんでもやりますの状態にしておく。『いつでもお話聞きます!』という姿勢でいると、思ってもみなかった仕事がくるんですよね。」

このスタンスこそが、自分でも知らなかった才能を引き出し、新しい自分に出会うことができるキーとなっているのだ。

夢や目標を掲げてしまうと、それ以外のことを排除し、返って可能性を狭めることになるのではないかというのが彼女の考え。

もし彼女が自分の仕事をグラフィックデザイナーと決めていたら、やったことのないガイドのオファーがきても、専門外であることを理由に断っていたかもしれない。

「周りの人が『安達さんならできる!』と思ってくれたのだから、その思いに応えたいし、私自身も知らない私の可能性を、周りの人が引き出してくれる。」と彼女はいう。

ぱーぷる【naranto】からの引用

安達さんの言葉を胸に、やるだけやってみよう、なんとかなるさと前向きに考える事ができるようになり、撮影当日も緊張することなくDの指示に従い、慣れない現場もなんとかやりきることが出来たかと思います。あの時安達さんの言葉に出会っていなければきっとモヤモヤした気持ちのまま撮影に臨んでいたことでしょう。

撮影後、半端ない疲労感に見舞われましたが、よくやったエライぞと自分を労ってあげたい気持ちでいっぱいでした。その後10/31にその映像は放送され、フォロワーさんやたまたま番組を観ていた知り合いから連絡をいただきその方々が喜んでくれたことに喜びました。私は私の動く姿や声を公共の電波に乗せて聞いたり見たりするのがものすごくしんどいのですが周りの方からは好評だったようなので自分の魂も報われたような気がしました。

作り笑いはなかなか難しい

何事も挑戦することに意味があり、その過程も大事な要素で結果として経験値があがり自分の糧になると思えばテレビに映る自分の姿も許容できるのかな。

なんやかんや不満を垂らしてしまいましたが出演をオファーしてくださったディレクターさん、テレビ関係者の皆さま、そして番組を観てくださった皆さまどうもありがとうございました。

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