シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです!
何年ぶり、いや何十年ぶりにライブハウスでライブを観てきました。
その昔は音楽大好きっ子でお気に入りバンドを追っかけて下北沢シェルターや渋谷オンエアウエスト、今は無き日清パワーステーションなどでライブに明け暮れる毎日でした。
しかし結婚し、子どもも出来るとそんな生で音楽を楽しむ時間なんて皆無!
一時期は流行の歌やバンドなんて一切わからないし、そんな世界から程遠い生活をしていました。
子どももある程度育ち、やっと音楽に触れる時間もチラホラ出来てきたその頃、私は一つのバンドに出会ったのです。
それがオカモトズ。その名はしばらく前からは知っていたけど、どんな音楽でどういうバンドとかは知らずに過ごしていた。
iTunes Storeで音楽を検索していたら“あなたへのおススメ”楽曲にオカモトズのBOYが表示されていた。
私はなんだか気になってBOYというアルバムを聞いてみた。
…いいやん!オカモトズ、最高やん!
知らなかった、オカモトズがこんなにロックでカッコイイなんて!
それからアルバムの中の気に入った二曲を買い(全部買えよ)YouTubeもチェックし、オカモトズにハマっていき、ついにはライブのチケットも購入してしまった。
そして当日はタイミング良く日曜の為、子どもは夫に見てもらえる。早めに買い物を済ませ、お昼ご飯を食べ、母はいそいそと大阪へ行く準備をする。
それを悟った子どもたちが出発しようとする私を引き留め、お母さん、お母さん、と別れを惜しむ。大げさに見送りをしてくれて私は大阪は難波へと向かった。
ソワソワする、とにかくソワソワする。何十年ぶりのライブなんだ!確か最後のハコは恵比寿のリキッドルームで木村カエラちゃんの女子限定ライブだったかなとか(結構、前)
フェスやライブに明け暮れた日々を思い出していた。
居ても立っても居られない私は座れる車内をわざわざ立って過ごす。どうしても、はやる気持ちを抑えきれなくてiPhoneでオカモトズを聞いて余計に気分が昂ぶる。
このさ、ベースがたまらんのよ、ハマのベースがさ、好きなんよ。
大阪難波に着いてなんばHatchを目指す。
駅からダイレクトに行けるライブハウス!なんて便利なんじゃい!雨にも濡れないってもんよ!
ライブ会場に到着すると思っていたより女性のお客さんの方が多かった。
だいたい8:2で女子率高し。若い子だらけ。あぁ、今年39のおばちゃんが混ざってても浮かないかしら…と心配もいらないかな、割と年齢高めの方もいてはりました。
そしてなんばHatch後方の一段高めのフロアで構える。ライブが始まる。
あぁ!一発目が「Dreaming Man」なんて!(ちょっと予想はしてた)カッコ良すぎて惚れるわ!
のっけからノリノリにはしゃいで大丈夫か、今年39の人。
それからセットリストは忘れたけど中盤のMCが面白かった。
オカモトズは4人組バンドで、90年生まれのボーイたち。私とちょうど10年違い。それでも音楽に年齢は関係ない!
彼らの楽曲に聞き入り、音楽に身を委ね、MCでバンドの中身を知る。
生でないとわからない臨場感、温もり。
今やCDでなくiPhoneで聞く音楽ばかりだけど、基本はライブやな。ライブでそのバンドの良さをもっと知る事が出来る。
ラストは「Dancing Boy」
ラストにぴったりやんかーい!
それでもライブは終わらない、お決まりのアンコール!
なんでアンコールって上手いこと手拍子が合うんだろう、しかもパチパチパチーって終息したらまたパンパンって始まる。それが毎度不思議で考えていたら、アンコールでステージに戻ってきたハマが同じようなことを言っていてなんか嬉しかった。
アンコールがね、ヤバイんだなコレが。その曲は買ってないけど(だから買えよ)YouTubeで見てお気に入りだった「90’S TOKYO BOYS」をラストのラストで演奏するというパーフェクトな演出!!
やらないのか…と思ってたらアンコールでやるのかい!という展開。上手いよねぇ、選曲が。
そんな訳でね、80’S SAITAMA GIRL(現NARA)も見事にハマったオカモトズのライブでした。
実を言うと中盤から謎の腹痛に見舞われ、あわや大惨事になる所だったけどそれを乗り越え、初っ端からハジけたツケがやってきて足腰がヤバかったけどなんとかそれも乗り切った何十年ぶりのライブでした。
振り返ってみて気付いたんだけど、ライブ会場入場前の手荷物検査が無かった!
私がよくライブに行っていた頃はカメラを持っていないかカバンの中を見せないといけない習慣があったけど、もう時代が違うんだね。
今は皆スマホだからカメラなんて持参しないし、その辺は各々の倫理に任せているのね。
それに、ドリンクがペットボトルもしくは缶になっていて驚いた!
昔はカップに注いでくれた物を毎回飲んでいたのに…どんだけ時代に取り残されてきたんだよ、まるで浦島太郎のような気分よ。
変わる変わるよ、時代は変わる (中島みゆき風に)
80’S GIRLはこれからも音楽を夢見るよ。
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