2025大阪・関西万博、9月に駆け込んで来ました!

展覧会

シブくてカワイイ仏像グッズのマシュロバです。

駆け込み万博に気をつけて、と言われている9月の万博に滑り込んで来ました。

当初はネガティブな情報ばかりが目に入って来て、あまり興味が湧かなかった万博ですが、周りの知り合いがどんどん行き出し、行った様子をSNSなどで見るうちに興味がフツフツと湧いてきた訳です。

奈良のお隣の大阪の埋立地に行けば世界各国の何かが見れる&海外の方と交流できるなんてやはり魅力的だし、次はいつ開催されるかわからない。でももう9月、連日更新される入場者数、ゲートやパビリオンの待ち時間の多さに暑さ、これはマジでヤバいぞ…あー怖い!万博に行くの怖い!やっぱり行かない!と弱気になり、一旦行くのをやめようかとも思いました。

そんなモヤモヤした気分でいた時、あるポストが目に飛び込んで来ました↓

ほんまや!クリエイティブの現在地となる万博を今見ておかないでどうする!ワイもクリエイティブ界隈の端くれや!と万博をデザインされた方の言葉に心打たれ、万博行きを前向きに捉えることが出来ました。

この機会を勉強と捉え、万博に浸り何かを得たい、勉強したい!

9月の平日、最初は12時入場のチケットしか取れませんでしたが、その後時間変更リロード合戦で11時枠を抑え、なんとか当日を迎えました。

SNSでよく見る光景と阿部寛さん

満員の大阪メトロ中央線に揺られ10時に夢洲駅に到着。とりあえず1時間以上は並ぶことを踏まえトイレに行っておかなければなりません。夢洲駅のトイレは女性男性、そして今話題?のジェンダーレストイレなるものがありました。そちらは割りかし混んでいなかったのでおすすめです、というかトイレに並ぼうとした時に見知らぬマダムから急に話しかけられ、手前のトイレ(ジェンダーレストイレ)もあるわよ、とアドバイスされたのでした。何故マダムはたくさんいる女性の中から私に話しかけてくれたのか、何かトイレに行きたい!という強い意志を感じとっていただけたのだろうか、そこら辺は謎です。

用を済ませ、トイレ対策に有効と言われるボンタンアメも摂取し、1番の難関であろう入場へいざ向かいました。

国旗を見るとワクワクすっぞ!

もうすでに大勢の方々が並んでいましたが、スタッフの方の案内もわかりやすくスムーズに11時入場専用のゲートに並べました。

とにかく暑い!この日は最高気温32°と予想される日でしたが、それ以上に暑く感じる。屋根も何もないところなので日差しも容赦なく、大勢の入場者の熱気も相まってなのかここで1時間以上待たされたらそりゃ体力持っていかれるだろうなと思いました。

大行列の東ゲート

万博達人の方なんかは折りたたみ式の椅子を持参されていて即座に座っておりました。私は折りたたみの小さい座布団を持ってきたのでそれを地べたに敷いて座ったりもしましたが、意外にもサクサク進んで11時予約で11時ちょうどに入場出来ました!もっと並ぶようなことをXやスレッズで見ていたのでラッキーでした。事前に荷物検査の流れや入場予約のQRコードを印刷しておけ!という先達のアドバイスをみておいたので慌てずに入場できたのかなとも思います。

東ゲートを抜け、晴れて万博の大舞台へ。

来たぞーい!

ここが!ここが万博かぁ、なんて感慨深い!

ミャクミャクさんと

はやる気持ちを抑え、いや抑えきれていないままミャクミャクの前でおじさまに声をかけ写真を撮ってもらい、撮ってもらったお礼におじさまも撮ってあげてから大屋根リングの下へ!

伝統的な貫接合に現代の工法を加えた建築!神社仏閣を思わせる

そして1番見たかったネパール館へ行きました。

ネパールパビリオンの入り口

えっ並んでいない?!そのままスムーズに展示室に入り、珠玉の仏像、仏画を拝見することが出来ました。

人気パビリオンは何時間も待たないと見れなといいますが、ネパール館は待たずに入れる!?それもまた良い(ネパール館から出たら少し並んでいました)

最近の万博は予約系のパビリオンは全滅、その他も何時間も並ぶ、と聞いていたので本当に行きたいところを絞りに絞って計画を立てていました。

ネパール館入ってすぐの仏塔

サクッと入れたネパール館、仏教や仏像に興味のある人には打って付け。もうここだけ見れたらいいや、という心持ちでいたので大変満足でした。しかも、どなたかの投稿で見ていたマニ車もゲットできたので言うことなし!

色んな種類のマニ車があってめっちゃ悩んだ末に買ったマニ車、1500円

その後は大屋根リングの上を散策しました。


遠ーくに反対側の大屋根リングが見える

どうやってこんな木造のすごいもの建てたの?反対側のリングなんて遥か遠くですよ。現代の建築もほんとすごい!法隆寺の五重塔もすごいけど、今の建築もすごいや!ともう“すごい”しか出ない。

大屋根リングの下も上も風が吹いていて心地よい。

この日は健脚の神様、金剛力士あうんソックスで参戦!阿形
吽形

万博の雰囲気、今この時しか感じれない空気を感じとる。歩きながらすれ違う人の楽しそうな笑みを見たり、眼下で並ぶ人、ランチする人を見たり、カッコいい建築を眺めたり。浸ってるなぁ今、私は万博に浸っておる、そう確かに自覚して記憶に留めようとたくさん写真を撮り動画も収めました。後にこれが糧になるならないじゃなく単純に楽しくて“勉強するぞ”じゃなくて普通に万博を楽しんでいる自分がいました。

四神タオルハンカチで汗対策もばっちり!

あぁこれでいいんだなぁと思う。万博楽しかった、これを味わうためにやってきたんだと。

インドパビリオン

その後はこれまた外せなかったインド館(バーラト)へ。こちらは入場規制をしており、しかも並ぶことも許されず、開放したら入るというスタイルでした。バーラトすぐ横の大屋根リングの下でちょっと糖分補給&開放待ちをしようとベンチに座りバームクーヘンを食べていたら万博で絶賛発生中の話題の虫シオユスリカ?の小さいやつが食べかけの断片にひっつきました。ひっ!と思いその部分はちぎって捨ててから食べましたけどね。しばらくするとバーラトが開放され入ることが出来ました。

展示はなんかちょっと思ってたんと違う内容でしたが物販でビンディが売っているではないですか!あの白毫みたいなサードアイみたいな場所に貼るキラキラしたシール。種類も豊富。

キラキラビンディ

近くにいたインド人スタッフにこれいくらですか?と聞いたら600円だったので早速購入しようとしたらレジらしきものが見当たらない。さっきのスタッフに聞いたらそこだよと言われ、ふと見ると普通に座ってスマホいじってるインド人スタッフがキャッシュレス決済の機械を出してくれました。いや、君がレジなんかい!

私の前のお客さんが1000円のマグネットを買おうとしたらそのレジ担当スタッフが「はい、15000円」と大阪ジョークをかましていました。きっとどこかの関西人からの入知恵でしょう。ややウケだったので私の番にも小さい声で自信なさそうに15000円と言っていましたが私もなんて返したら良いか分からず適当に受け流してしまいました。このような時の正しい対処法は学校では教えてくれません。有識者の方、どう返せば良かったのか教えてください。

ICOCAで決済し、先ほどのインド人スタッフにこれおでこにつけるんだよね?と聞いたら「今つけよう」と言い出し、えっ?と戸惑っている間に私のビンディをいきなり許可もなく袋から取り出し、何色がいい?と聞いてきたのでレッド!と言うとそれを剥がしておでこにつけてきました。この間数秒。呆気に取られインド人の勢いに抵抗出来ずに(嫌ではなかったが)半ば強制的におでこにつけられたビンディ。なんかもうよくわからんからとりあえずこの勢いで写真撮ってもらおうと思いましたが撮ってもらうのも面倒だなと思い自撮りでそのインド人とツーショットを撮りました。

これぞ万博テンション

ムハンマド(想像の名前)にセンキューと言いおさらばし、万博で浮かれてビンディを付けた女のようになりました。

ビンディを付けたままインド館のテイクアウトのカレーを購入し、ビンディを付けたまま大屋根リングの下のベンチでカレーを食べました。

インドっぽいかわいい紙袋
米粉のパンを野菜カレーに浸した辛いカレー900円

あぁこれが万博マジックかぁ。異国の方との交流、万博の醍醐味やないかぁ。そうしみじみ感じ、カレーを食べ終えた後、ビンディを外しました。ありがとうムハンマド、万博の良い思い出ができたよ。

デッカいガンダム!
よしもとwaraii myraii館
祇園がおった!

その後はガンダムの前で写真を撮ったり、よしもと館のステージで芸人さんの大道芸ショーを見たりして楽しみました。ショーを盛り上げる芸人さんの力量!すごいなぁ。万博で普通に芸人さんを見れるのがいいなぁと思いました。

次はお土産を買うために西ゲート近くのマーケットプレイスへ。めちゃくちゃ並んでる…お土産屋さんを甘く見ていました。まさかこんなに並ばないといけないなんて。約30分並んでショップに入店。中もすごい人!ギュウギュウの中、娘に頼まれたミャクミャクのリングを探してなんとかゲット!それと自分用のミャクミャクストラップ、ガンダム好きの夫と息子にはガンダムのクリアファイルを

推しのぬいぐるみにこれをかぶせるとミャクミャクになってしまうというリング

なんやかんやお土産屋さんが1番しんどかったかもしれません。入店前の行列と店内の肌が触れ合ってしまうぐらいの距離感。汗かいてるんでね、お互いうってなったと思います。それも万博の思い出になるんですね。良い悪い含め思い出ですな。

帰りは早めに17時半のバスを予約していたのでバスターミナルのある西ゲートのさらに西側のエリアで休憩しようと思い行ってみると海!海が見えるじゃありませんか!神戸、そして淡路島も見える。絶景のオーシャンビュースポット。あーここでビール飲みたい!

海だ!海だー!

ここでしばらく休憩し、万博での出来事を振り返りながらしみじみしていました。

綺麗だったよう

西日から差す光が水面に反射してキラキラしてきれい。この景色もまた、思い出に。

ありがとうミャクミャク
ありがとう万博

バスの時間が近づいて来たので涅槃ミャクミャクにバイバイし西ゲートから退場しました。

奈良交通のバスと鹿さんを見てホッとする奈良県民

あらかじめ予約しておいた奈良交通の大和八木駅行きバスに乗り込み家路へ。名残惜しい気持ちを抱きつつも奈良に帰れる安堵感もありつつ、心地よい疲れを感じ無事に家に到着しました。家に帰るまでが万博!

結果、行って良かったとしか思えませんし、また行きたいとも思えた万博。駆け込みになってしまい全然パビリオンは周れませんでしたが、行きたい場所を絞り、万博全体の雰囲気を楽しむということをメインにしたので、暑かったことも並んだことも全部良き思い出です。

奈良に住んでいたから気軽に行けたというのもあると思います。埼玉住みだったらサクッと行くわけにもいきませんし、距離やお金の関係も出てくる。関西にいたからお祭り気分で参加できたし、身近な人との会話で万博の話題も当たり前に出てくるし、テレビでもバンバンニュースが流れる。そんな環境があったからこそ万博を身近に感じれたのかもしれません。

単純に万博を楽しめて良かった!

そんな単純な自分で良かったとも思う!

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