仏下 ぶつした

いつでもどこでも身に着けられる仏像アイテムが欲しい。思わずクスっと笑顔になれるような元気が出る仏像グッズを作りたい…そう思っている時、奈良県の靴下会社さんとのご縁をいただき、今回、仏像をモチーフにした靴下、その名も「仏下 ぶつした」を発売することになりました!
その記念すべき第一弾が四天王に踏まれる“邪鬼”をモチーフにした邪鬼ソックスです!

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仏下(ぶつした)邪鬼ソックスとは?

四天王に踏まれる“邪鬼”をモチーフにした靴下です。この靴下を履いて四天王気分で足裏に潜んでいる邪鬼を踏んでみたり、たまにこそっと覗いてみたり、履いているのを忘れて靴を脱いだ時にあっと自分で驚いてみたり。そんな遊び心満載の靴下で毎日を楽しくハッピーに♪

2018年の夏頃、どんな仏像モチーフの靴下があると面白いかなーと仏友さんとあれこれ話している中で、踏まれている邪鬼の靴下があると面白いかも!というなんとも素晴らしいアイデアが飛び出しました。まずはどんな邪鬼がいるのか仏像の本やネットの画像検索から調べ、だいたい3タイプの邪鬼がいることを発見しました!(※個人の見解です)

まず1つ目は、「何故か不敵な笑みを浮かべる邪鬼」タイプです。四天王に思いっきり踏まれていても何か魂胆がありそうで思惑ありげな“余裕”タイプです。内心「オレ、踏まれているけど痛くないし、全然余裕だから」と心の声が聞こえてきそうな表情をしています。

二つ目、「なんでオレが踏まれないといけないんだ!と怒りを露にする邪鬼」タイプです。四天王に踏まれ不満そのもの。オラオラ系の邪鬼なので踏まれていることに腹が立って仕方がない“逆切れ”タイプです。オレ、何も悪くないし、そもそも四天王ってそんなに偉いわけ?!フンガーっ!と声が聞こえてきそうな表情をしています。

三つ目、「めちゃめちゃ辛くて苦しそうな邪鬼」タイプです。四天王に踏まれ、ギャー!もうやめて…力が出ない…と完全降伏状態の“諦め”タイプです。辛い、痛い、もう踏まないでよ悪いことしないからと反省の気持ちを持っていそうな表情をしています。

この3つのタイプの邪鬼をイラストに起こし、それぞれ赤鬼、青鬼、緑鬼に分けました。

  • 赤鬼のベースは杢調の灰色にして余裕感と赤い体が目立つように
  • 青鬼のベースは赤色にして怒りを強調しているかのように
  • 緑鬼のベースは紺色にしてしょんぼりしているように

三者三様の邪鬼たち。ここまでくると、どの子も愛着が湧いてきて可愛くて仕方がありません。

そんな愛すべき存在の邪鬼たちを主役にした仏下邪鬼ソックス!あなたの足元のお供にどうぞ。ふと気づいた時、彼らが足の裏に潜んでる!今!私に踏まれている!そう思うだけで楽しくて、四天王みたいな気持ちになって、でもちょっと可哀そう?!なんて思っちゃう、そんな靴下作りました!全、仏像好きに贈る、あそびゴコロ満載の靴下です。

奈良県の靴下会社さんと一緒に作りました

靴下工場にて

奈良県は日本一の靴下の生産地として知られています。そんな奈良の地場産業が盛んな大和高田市で靴下工場を営んでいらっしゃる今西靴下さんと今回仏像をモチーフにした「仏下」を一緒に作らせていただきました。

業界でも高い技術をお持ちの靴下会社さんと なんともニッチでマニアックな靴下が作れることに驚きと緊張を隠せませんでしたが、社長の寛大なお心で企画がスタートし、このような靴下が無事に誕生しました。

確かな技術と品質で作られた、仏像をモチーフにした靴下。この奈良という土地で奈良県の企業さんと一緒にもの作りが出来たことが嬉しくて仕方がありません。
しかも仏像の宝庫である奈良県で。
この有難いご縁によって、仏下が世に羽ばたいて行くことを願っております。

こんなシチュエーションで履いてほしい!

・もちろん見仏時!(お寺に仏像を見に行く時)
・普段使いにも(こんな靴下を履いている!と思うだけでテンションが上がる)
・飲み会で座敷に上がる時(仏像好きをアピールできる。個性の主張)
・子どもの保育参観の時(スリッパに履き替える時にママ友に見られちゃうかも?!)

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