水彩毛筆で仏様を描く、仏画講座を開催しました。

仏画講座

ちょっと遅くなりましたが2月7日に行われた、かしはらふれあいゼミナール「水彩毛筆で仏様を描こう!」の様子をレポートします。

前回と同じく、黄土色一本で水をつけながら濃さを調整し、私が書いた仏像の下書きに水彩毛筆で色を付けてもらう内容にしました。

初めての方でも塗りやすいように三段階で塗っていく、という工程にして一段階を見本で塗った後に参加者の方に塗っていただく、という方式でやっていきました。

まずは第一段階

まず影の部分を全体的に薄く塗っていきます。ここで大事なのが一番明るい部分は色を塗らずに白のまま残しておくこと!一番光の強い部分はそのままに、影と光のコントラストがついて立体感が出るように。

二段階目

次も影になる部分に色を塗っていきます。一段階の時よりは濃いめに、ここでも光と影を意識して塗っていきます。

三段階目。仕上げ

いよいよ三段階目、一番濃い影の部分を意識して塗っていきます。色を重ねていくことによって陰影のグラデーションが綺麗に出て立体感のある水彩画になりました!

参加者の皆さんも手本を見て、真剣に丁寧に塗っておられました。普通の水彩画ではなく仏画なので仏様を感じてより集中しやすく心もおだやかになるような気がします。

またこのような講座を開いて興味のある方に体験してほしいと思いました。

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